■Raspberry Pi 4 関連情報
先日、
『遂に登場!ラズパイの新型! – raspberry pi 4 –』
でラズパイ 4 の新型発表について紹介した。
日本での発売はまだだが、
関連情報が色々出てきたので、
ちょっとまとめてみようと思う。
まずはパフォーマンスから。
これに関してはこちらが詳しい。
Initial Raspberry Pi 4 Performance Benchmarks
・Raspberry Pi 4 Model B 2 GB
・Raspberry Pi 4 Model B 4 GB
を、
・Raspberry Pi 3 Model B+ 2 GB
・Libre Board ALL-H3-CC H5
・Firefly ROC-RK3328-CC
・ASUS Tinker Board
などと比較している。
CPU パフォーマンス的には
2 GB と 4 GB、および ASUS が
Top 3 でほぼ同じ。
Raspberry Pi 3 Model B+ より
随分とよい結果となっている。
Video エンコードは
2GB -> ASUS -> 4GB
の順となっており、2GB 版が
ちょっと抜けている状態。
その他の圧縮やエンコード関連は
Raspberry Pi 3 Model B+
が抜きんでている一方で、
Web Page Serving だと
やっぱり
Raspberry Pi 4 Model B 2GB/4GB
が圧勝。
その他、結構いろいろ比較されているので、
購入を検討している人は見てみるとよいと思う。
英語サイトだが、グラフで表示されているので、
意外とわかりやすいと思う。
あと、ASUS Thinker Board が意外と優秀。
とはいえ、Raspberry Pi 4 よりは
全般的に劣ると思われるので、
コストパフォーマンス観点でも
Raspberry Pi 4
のほうがよさそうだ。
ということでパフォーマンスは
結構優秀だと思えるのだが、
発熱による問題も指摘されている。
「Raspberry Pi 4」は発熱が懸念されるも新ファームウェアで改善可能だとのレビュー結果
ファームウェアアップデートで
解消するとのことだが、
発熱はやっぱり随分とパフォーマンスに
影響するため、
念のためという意味でも
ヒートシンクかファンは
一緒に購入するのがよいかもしれない。
実際、ケースに穴をあけて
ファンを取り付けてしまうような
猛者まで現れているし。
発熱が気になる「Raspberry Pi 4」のケースにドリルで穴を開けてファンを取り付けてしまった猛者が現れる
そして最後にちょっと気になる点。
現時点では電源インターフェースである
USB-C が、
一部のケーブルに対応できない
という状況のようなのだ。
Raspberry Pi 4は一部のUSB-Cケーブルに対応せず
実際どれぐらいのケーブルが
対応できないのか、は不明だが、
手持ちのケーブルを刺してみても
うんともすんとも言わない、
という状況があり得る、ということだ。
自分の手持ちがそうなったら困るが、
そんな時はもう正規ケーブルを
購入するしかないだろう。
日本での発売までに直してくれんもんかねぇ。
ということで、現時点でわかっている情報を
いくつかピックアップしてまとめてみた。
パフォーマンスはやっぱり結構よさそうだし、
それ以外の問題もそれほど大きなものでは
なさそう(回避策がある)なので、
買いといえば買いかなぁ、とは思う。
が、Display 表示させず、
サーバーとして動かす分には、
Raspberry Pi 3 Model
でも現状不満はないぐらい。
そうなると PC として使いたくなるが、
どうしようかなぁ。
もうしばらく悩んでみようと思う。
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