■Raspberry Pi の新モデル登場
先日、といっても半年ほど前のことになるが、
Raspberry Pi 3 Model B+ が発表された。
これに関しては
『新型発表! – Raspberry Pi3 Model B+ –』
にて記載しているが、今度は、
Raspberry Pi 3 Model A+
が発表されたとのこと。
「Raspberry Pi 3 Model A+」発表。
小型低価格なAシリーズの新モデル、CPU強化にWiFi対応
https://japanese.engadget.com/2018/11/16/raspberry-pi-3-model-a-a-cpu-wifi/
Model B+ が大体カードサイズなのに対し、
Model A+ は Model B+ と横幅が同じのほぼ正方形で、
Model B+ を少し短くしたような感じ。
大きさ的にいうと、
Zero 系(縦長) -> Model A+(正方形)-> Model B+(縦長)
という感じか。
元々 Model A+ は、
低消費電力版
ということで発売されていたと思っているのだが、
今回はどうなんだろうか?
今のところ、既にラズパイは 3 台もあるので、
全くと言っていいほど物欲は刺激されない。
Zero 系の後続がでれば刺激されるかもしれないが、
A+ はちょっと微妙かなぁ。
ただ、Model A+ にはなかなかの思い入れがある。
何を隠そう、ラズベリーパイというデバイスの
存在をしるきっかけになったのは、この
Raspberry Pi Model A+
だった。
Raspberry Pi で Kali Linux を動かす、
というブログ記事をみて、
・そんな小さいデバイスがそもそもあるのか!?
・Kali Linux が動くってことは、PC として使えるじゃないか!
・しかもそんな小さいのでセキュリティ診断なんてすごい!
ということでかなり盛り上がってしまい、
結局購入したのが、恐らく初代の Model A+ だった。
ただ、実際に使ってみると、PC として使えなくないものの、
かなりストレスが溜まる状態。
そもそも低消費電力版である上、
グラフィックス系は画面描写程度でも厳しく、
さらにはメモリーも少ないからスワップが起きまくる状態。
また、機能もまだまだ制約されていたので、
無線通信は別途 USB の WiFi ドングルが必要等、
PC として使うにはかなり厳しい代物だった。
とはいうものの、PC としてではなく、
ちょっとしたサーバーとして使う分には、
何の不足もない状態。
実際、初代の Model A+ を使って
WiFi アクセスポイントを構築してみたが、
全く何の不足も感じなかった。
おかげで、
『作りたい環境』
を無事構築し、
セキュリティ学習を進めることができた。
その後は、PC としても使えるように、ということも考え、
当時パフォーマンスが非常に向上したという、
Raspberry Pi 3 Model B
を購入。
これが、十分とまでは言わないものの、
それなりに使えるものでもあったため、
結局 WiFi アクセスポイント化していた
Model A+
も Model B に置き換え。
お役御免となった Model A+ は、
友人に提供し、今はどうなっていることやら。
ということで、現在は所有していないうえ、
今回新たなモデルが出たとしても、
特に必要性は感じていない。
しかしながら、私を Raspberry Pi の世界に
引き込んでくれたきっかけとなるモデルでもあり、
なんとなく反応してしまう。
当時は WiFi 機能が付いていなかったが、
今回は WiFi があらかじめついている模様。
そうなるとまた使い勝手も変わってくると思うが、
Raspberry Pi Zero W
でよいような気もして、今後どうなるかは気になるところ。
ノスタルジックな感情はあるが、
とはいえ個人的にはやっぱり Zero 系の発展を望む。
しかし、何か使い勝手が出てくるようであれば、
選択肢として考えてもいいかもしれない。
Model B, Model A+, Zero 系
をすべて使って、何か面白いことができないか、
いいアイデアが浮かぶとよいのだが。
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