前回記載した環境を作るためには、複数のラズパイとかそれを操作するための周辺機器がいる。
ここではまず、
について、まとめておきたいと思う。
なお、大前提として、パソコンはあらかじめ存在するものとしていることにご注意頂きたい。
■必要なもの
今回の環境を作るのに使ったものは、以下の通り。
- Raspberry Pi 3 Model B x 3 台
- MicroSD カード x 3 台
- USB 給電ケーブル x 3 本
- USB キーボード x 2 台
- USB マウス x 2 個
- HDMI ケーブル x 3 本
以下、各々具体的に書いていく。
Raspberry Pi 3 Model B
今回は 3 台準備。内訳は、
・WiFi アクセスポイント(一号機)
・擬似家庭内機器(二号機)
・セキュリティ確認用機器(三号機)
ていう感じ。
本当は 3 台もいらない。WiFi ルータとパソコン 1 台でも構成できる。
*この場合、パソコンに Virtual Machine を入れればよい。
でも、あくまで『ラズパイでワナビな日々を』なので、誰が何といおうとラズパイで作る!
ちなみに、WiFi アクセスポイント用と擬似家庭内機器は多少パフォーマンスが悪くてもよいが、セキュリティ確認用は性能がいいものがよい。
とりあえず今回は全部ラズパイ3の Model B で揃えた。
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microSD カード
ラズパイの場合、これがハードディスク代わりになる。
当然 3 枚必要。容量は 8 GB以上あれば大丈夫みたい。
ただ、相性とかがあるらしく、まれに動かない microSD カードもあるらしい。
私は幸い、以下のもので動いた。ただ、セキュリティ確認用機器向けには、32G ぐらいは欲しい所。
ツールを色々と入れていくので、8 Gではさすがに足りなかった。
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USB 給電ケーブル
ラズパイの電源は microUSB なので、これも 3 つ必要。
実際に環境を作ってみると、ケーブルばっかになるので、巻き取り式を選択。
使ってみて思ったのだが、片付けが結構楽。気に入っている。
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USB キーボード
こちらは最低一つでもいいのだが、擬似家庭用機器を操作しながら、セキュリティ確認用機器を動かす、とかするので、まぁ2つあった方がいい。
ほんとは折りたたみ式の無線キーボードでやりたかったけど、初期設定等が必要なので、最初は必ず USB キーボードが必要。
あまりかさばるのもいやだったので、シリコンかつケーブル部分が巻き取り式のものを選択。
最初は動けばよいので安いのでよいかと思う。 私のは 1000 円ぐらい。
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USB マウス
これも最低 1 つでよいが、キーボードと同じ理由で 2 つあると便利。
私のはやっぱりケーブル部分巻き取り式。こんな感じの、もっと安いものを使っている。
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HDMI ケーブル
基本は 1 本でいいが、今回の環境でやるなら、最低 3 本は欲しい所。
もっというと、後述するように HDMI 切替器もあった方がよい。
ただ、あくまで表示用。
なので、別のパソコンからリモートデスクトップ等でラズパイの画面を表示する、とかができるなら、1 本でいいと思う。
私はやっぱり巻き取り式を選択。片付けにはよいが、思ってたよりは大きい。手のひらより一回り小さく、厚みは 1.5cm ぐらい?
とはいえ結構気に入っている。何だかんだで片付けが楽なのである。
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■あると便利なもの
もうこれはほぼ趣味。ただ、あると意外と便利だと感じたものは、以下の通り。
以下、各々具体的に書いていく。
HDMI 切替器
擬似家庭用機器で操作をしながら、セキュリティ確認用機器で諸々動作を確認していく、とかいう使い方をするので、あると便利。
ただ、前述のように、PC でリモートデスクトップ的な形で表示させるなら全くいらない。
私の場合、自宅のテレビにラズパイを直接つないでやっていたので、結構重宝した。
あと、実際にものを動かしている感が味わえるので、その点ではあるとよいと思う。
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USB 給電アダプタ
ラズパイは電源として 2A あった方が安定的に動く模様。
*一応私の環境ではそうでなくても動いてはいるが…
なので、複数台のラズパイを同時に動かすなら、こういった USB-ACアダプターがあった方がよい。
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Raspberry Pi ケース
ラズパイが 3 台あると、正直どれが何号機だったのか、が分からなくなる。
ということもあって、私はそれぞれをケースの有無や種類で区別している。
一号機は基板むき出し。これはこれで何か技術屋さんっぽくてよい。
二号機は擬似家庭内機器ということで、こんなケース。
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三号機はセキュリティ確認用ということで、クリアケース。
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とりあえずはこんな感じかなー。
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