といっても、これもそんなに難しいことではない。
本格的な電子工作にはいっていくには、いつになることやら・・・。
■必要なもの
Raspberry Pi 3 Model B を IC レコーダー化するには、マイク機能が必要。
簡単に使えるマイクは色々あるが、今回は、安くて小さいという理由から、以下の USB マイクを購入した。
*一旦使いこなせるようにして、不足を感じ出したら、高級版に移っていこうと思う。
BU-Bauty いつでもどこへも携帯可能!世界最小USBマイク PC Mac用USBマイク 超小型 超ミニ 22mmx18mmx5mm |
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ラズパイに接続すると、こんな感じになる。
とりあえず必要なものはこれだけ。
■基本的な使い方
USB マイクを購入したら、以下の手順で IC レコーダー化していく。
以下、各々について記載する。
音をだす
私の場合、Rasbian Jessie だからか、イヤホンジャックにイヤホンを接続するだけで音が出た。
音がでるかどうかは、以下のコマンドを実行すれば確認できる。
root@raspi-01# aplay /usr/share/sounds/alsa/Noise.wav
イヤホンから、ザーというノイズ音が 1 秒程度聞こえれば成功。
なお、HDMI からの音出力を優先するか、アナログを優先するか、等も設定出来る。
これらの設定に関しては、こちらのサイトがわかりやすいと思う。
頼りないニモニック
mp3 の再生方法も記載されているので、参考にしていただければと思う。
録音する
では、いよいよ録音する。
まず、USB マイクがどのように認識されているか、を以下のコマンドで確認する。
root@raspi-01:~# arecord -l **** ハードウェアデバイス CAPTURE のリスト **** カード 1: Device [USB PnP Sound Device], デバイス 0: USB Audio [USB Audio] サブデバイス: 1/1 サブデバイス #0: subdevice #0
これにより、カード 1、デバイス 0 と認識されていることがわかる。
この情報を利用して、実際に録音する。
root@raspi-01# arecord -D plughw:1, 0 tmp.wav
Ctrl+C で録音終了。
再び aplay で再生してみる。
root@raspi-01# aplay tmp.wav
一応、聞こえる。
が、非常にノイジーで、肝心の音も非常に小さい。
ということで、録音ボリュームを最大にしてみる。
amixer というコマンドで、録音ボリュームを 16 段階中最高の 16 にする。
-c はデバイスを明示的に指定するオプションの模様。
root@raspi-01# amixer sset Mic 16 -c 1
正直、あまり変わらない…。
録音時の option 変更してみる。
root@raspi-01# arecord -D plughw:1, 0 -d 10 -f cd tmp.wav
だいぶよくなったがファイルサイズもだいぶでかくなった。
まぁサンプリングレートあげているから当然なのだが・・・。
とりあえず、結構マイクに近づかないといけないが、一応、IC レコーダ機能を実現できたとは言えるだろう。