今日、頼んでいたカメラマウントが届いた。
ということで、早速カメラマウントを組み立てていく。
今回の作業は電子工作ではなく、完全にプラモ作り。
でも、楽しい・・・。
ということで、以下の順で記載していく。
ちなみに、今回は自分で組み立てている。
が、確実に動かすことを優先するならば、
組み立て済みのものを購入した方がよいかもしれない。
組み立て済みのものに関しては、まとめの部分で紹介する。
後、今回の組み立てはあくまでカメラマウント。
組み立て終わっても、結局
カメラを安定させる方法(カバーを使うとか、テープで止めるとか)
が必要となることにご注意頂きたい。
■必要なもの
まずは当然のことながら、カメラマウントが必要。
今回購入したものは、こちら。
実物はこんな感じ。
一応、一個あれば十分。
ただ、組み立て時に結構力を入れたりする。
このため、壊れたとき用に
もう一個買っておいてもよいかもしれない。
次に必要なのは、サーボモーター x 2 個。
上で買った台は、SG90 というサーボモーター用の台。
よって、サーボモータとしては
SG90
を選ばないといけない。
必要最小数は 2 個だが、
どうも初期不良も結構ある模様。
今回は余裕をもって以下の五個入りを買う。
以下、実物。
後必要となるのは、
・精密ドライバー(必須)
・ニッパー(またはニッパー相当のものが必須)
・錐(無くても組み立てられるが、あった方が失敗しにくい)
・ネジすべり止め液(無くても組み立てられるが、あった方がよい)
という所。
錐とネジすべり止め液は、最悪無くてもよい。
しかしながら、今回のキットで使用するネジは、
ネジ山が非常に小さく、潰れやすい。
ちょっと気を抜くと、
『あっ』
って感じですぐネジ山が潰れてしまう。
そうすると、最悪リカバリー出来なくなる場合もある。
よって、可能な限り揃えて置いた方がよいと思う。
精密ドライバーといっても、
以下のセットにある
一番細いプラスドライバー
ぐらいであれば何とかいける。
これだと、一応錐もついているので
ドライバーと錐はこれでよいと思う。
すべり止め液は以下のようなものがある。
これらを準備したら、いざ、組み立て開始!
■組み立て
まずは土台から。
サーボモーター購入時に付属していた、白い十字のパーツを取り出す。
これを、カメラマウントパーツの土台部分にあてがい、サイズが合うように切る。
具体的にはこんな感じ。
次に、切った十字パーツを土台の十字溝に一旦当ててみる。
その上で、
十字パーツの中心の丸(モータの軸がハマる所)
に一番近い穴に錐を差し込み、土台側の十字溝に穴を開ける。
こんな感じ。
写真では一ヶ所だけだが、四ヶ所すべてに穴を開ける方がよい。
ただ、順番としては、
一ヶ所目穴あけ -> ネジ止め -> 二ヶ所目穴あけ -> ネジ止め ->
を繰り返した方が、ずれが生じなくてよいと思う。
四ヶ所全部止めると、以下のような状態になる。
これで土台は完成。
続いて、側面部分に取りかかる。
サーボモータには、ネジ穴が開いた出っ張りがある。
これを、カメラマウント側面パーツのネジ穴下の溝にはめ込む。
この際、片方はがっちりハマるのだが、もう一方を合わせるときに、最後までは行かない。
よって、ネジ止めする。
ただ、このネジもネジ山がつぶれやすいので、気をつける必要がある。
ネジ止めすると、こんな感じになる。
うまくやればもっと綺麗にハマるのかもしれないが、
まぁ固定出来ているのでよしとしよう。
固定できたら、今度はカメラ台部分を動かすための、
サーボモーターを噛ませる部分を作る。
サーボモータ側の付属品である、
白い穴空きベルト見たいなものを加工する。
根元(サーボモータを噛ませる用の少し大きな穴)から
3, 4 個ほど穴を残し、その先をカット。
根元から二個目の穴が、
ちょうど側面パーツ側の穴と一致するので、
ここでネジ止め。
この時、
根元穴の出っ張っている方(サーボモータが噛む方)
が側面パーツの内側になることに注意が必要。
*私は一回、側面パーツの外側向けに付けてしまい、やり直した。
出来上がりは以下の写真を見てみて欲しい。
さて、いよいよ最後のカメラ台部分に取りかかる。
ここでは、サーボモータを最も長いネジでネジ止めし、
ナットで締める。
以下の写真のように、
サーボモータの向きに注意して取り付ける。
ここまでくれば、後は今まで組み上げたパーツを組み合わせるだけ。
サーボモータの白い出っ張り部分と、
サーボモータの付属品の白い穴空きベルとの根元
をかみ合わせる形で組み立てる。
出来上がりはこんな感じ。
無事完成!
■まとめ
今回は、ラズパイのカメラを
パンチルト可能にするためのカメラ台を組み立てた。
実際に自分でやることで、
久々にプラモで遊んでるような気持ちになり、超楽しい。
組み立て自体も、1 時間掛からなかったぐらい。
ただ、まだ動かしていないこともあり、
ちゃんと動くかどうかは不安。
あと、何度か台をダメにしそうにもなった。
組み立てを楽しむより、動かすことを優先する人は、
以下のような組み立て済みを
買った方がよいかもしれない。
後はジャンパワイヤさえ到着すれば、
サーボモーターの挙動チェックに入れる!
だんだん自分の作りたいものに近づいている!
頑張るぞー!
Copyright (c) 2017 Webmaster of this site All Rights Reserved.