■新型発表! – Raspberry Pi3 Model B+ –
3 月 14 日、ラズベリーパイの新型である、
Raspberry Pi3 Model B+
が発表された模様。
Raspberry Pi 3 Model B+発表。
CPU、Wifi、LAN高速化、PoEサポートで価格は据置き
https://japanese.engadget.com/2018/03/14/raspberry-pi-3-model-b-cpu-wifi-lan-poe/
見た目や外部インターフェース系はほぼ同じ。
しかしながら、
・CPU の変更
・Bluetooth Low Enagy(BLE)への対応
・Giga-bit Ether(ただし USB2.0 経由)
・WiFi が 2.4G 及び 5G 両方対応
・PoE(Ethernet ケーブル経由での電源供給)
など、結構色々性能向上されている模様。
ちなみに、3 月 14 日はπの日らしい。
円周率を表すπが、3.14 で始まる数字であることにちなみ、
Raspberry Pi の新型を発表したとのこと。
そういうの、個人的には結構好き。
とまぁそれはさておき、個人的には
メモリサイズを増やしてほしかったかなー。
現在ラズパイをメインパソコンとして利用しているが、
・Web アクセスが結構遅い
・ブラウザでタブを数枚開くと固まる
などの現象は頻発している。
その意味で、
・CPU の性能向上
・ネットワーク通信速度の向上
と言う所はありがたい話なのだが、
メモリスワップの問題解消の方が効くんじゃないかと思っている。
ということで、メモリサイズを増やしてほしかったのだが、
今回の発表はその意味では残念な内容だった。
しかし、CPU の性能向上やネットワーク通信速度の向上で、
現状がどこまで解消されるのか、はちょっと興味がある。
とはいえ、今のところは大して物欲を刺激されていないのが
正直な所かな。
しかし今回は B+ ということで、
Raspberry Pi3 Model B
の性能向上が主となっている模様。
じゃぁ、Raspberry Pi4 だとどうなるんだろうか?
そもそも計画されているのかどうかも知らないが、
性能向上意外としてはどんな変更が考えられるのだろうか?
いまいまの Raspberry Pi3 Model B でも、
・USB ポート x 4
・Ethernet x 1
・イヤホンジャック x 1
・HDMI x 1
・micro USB ポート(電源用) x 1
・GPIO ピン x 40
・micro SD カード(起動用) x 1
・専用カメラモジュール用インターフェース x 1
・WiFi インターフェース
・Bluetooth
など、結構外部入出力は充実している。
正直な所、何をするにしたって、
結構十分なレベルではないかと思っている。
今回の Raspberry Pi3 Model B+ で、
Bluetooth Low Enagy
に対応したのは確かによいと思うのだが、
性能向上は今後も必要だとして、
機能としては何を向上させていくのだろう?
期待している一方で、あまりごちゃごちゃつけてしまうと、
ラズパイの一番の特徴である、
安くて小さい
という所が失われるのではないか。
そうなってしまっては残念だ。
そういう観点もあって、個人的には、
Raspberry Pi Zero WH
Raspberry Pi Zero WH Starter Kit 8GB |
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をもっと進化させて欲しいと思っている。
まずは性能面。
やはり RAM が 512MB というのは小さすぎる。
CPU の性能向上もしてほしいが、これも改善してほしい。
あと、元々 Raspberry Pi 自体が教育用だから
致し方ない面があるのは承知だが、micro HDMI とかも
なんとかしてほしい。
教育用としては主流系に任せて、
Zero 系は電子工作に特化する、などでもよいのではないか?
そうすると、
・初めから SSH を使える様にしておく
などとすることで、初期設定時に必要不可欠な
ディスプレイでの表示やキーボード、マウス接続
といった所が不要になるはずである。
これにより、micro HDMI を取っ払えたりするので、
もっと小型化する、等の改善が可能になるのではないか。
現状でも十分に小さくて安い
Raspberry Pi Zero 系
ではあるが、micro HDMI 変換アダプタなど、
実際に動かすためには追加のものが必要となるので、
これらをなくし、その安さを存分に享受できるようにしてほしい。
まぁ、とはいえ、Raspberry Pi に出会ったことで、
私自身、電子工作で楽しむことはできるわ、
セキュリティの勉強としてやりたかったことはできるわ、
さらにこの先何を作ろうか、と夢想することはできるわ、
と非常に楽しい日々を送らせてもらっている。
色々注文はつけたものの、大変にありがたく、感謝している。
とりあえず、Raspberry Pi に出会た頃に、
作りたい!
と思っていたものは、一通り出来た。
今後は次なる挑戦に向けて色々夢想していくとともに、
Raspberry Pi の更なる進化にも注目していきたい。
Raspberry Pi の性能がさらに上がったり、
もっと安くなったり、機能が増えたりすると、
「じゃぁこんな使い方もできるのでは?」
なんていうことも増えていく。
そうするとまた楽しい日々が続けられるのである。
*出費はちょっと痛い部分もあるが。
ということで、今回の Raspberry Pi3 Model B+ に止まらず、
Zero 系も含めて更なる進化を遂げてほしいと思う。