■想定未満の登録者数 – 情報処理安全確保支援士 –
本日、第二回の情報処理安全確保支援士登録者数が発表された。
http://www.ipa.go.jp/about/press/20171002.html
10 月 1 日付で情報処理安全確保支援士となったのは、
2,822 名
とのこと。
前回(第一回)は 4,172 名だった。
前回が第一回だったことを考えても、1,300 人以上の減。
ちょっと減りすぎだとおもう。
また、今回は、第一回の試験合格者が登録できる初めての回。
第一回の試験合格者は、奇しくも今回の登録者数と同じ、
2,822 名。
このうち、今回登録したのはなんとたったの 674 名。
さすがにこれには驚いた。
私のような、
「合格したけど登録しない」
なんてひねくれ者は、1/3 もいないだろう、と思っていた。
が、実際には
4 人に 1 人も登録してない、
ということになる。
また、旧情報セキュリティスペシャリスト等の登録も、
約半分になった、
ということになる。
やっぱりみんな様子みしてるんだなー、と思った。
試験にさえ合格していれば、試験合格者は名乗れる。
別に名称が使えなくても、実力を客観的に提示できる。
また、一旦合格しておけば、あとはいつでも登録できる。
一方、今登録してしまうと、維持費用の負担が大きい。
さらに、大したメリットが見当たらない。
そりゃ登録せんわ。
これまで何度も書いたが、経産省はいい加減気付いてほしい。
今のままでは制度としてだめだ、ってこと。
でも書いたが、
IPA の講習受けたら支援士なれますよ、
参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%87%A6%E7%90%86%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A2%BA%E4%BF%9D%E6%94%AF%E6%8F%B4%E5%A3%AB
などで数を増やそうとしても、結局登録しない。
まぁ、わかってるけど更新料で儲けられるからやめないんだろうね。
なんだかなー。
とはいえ、第二回の試験まで後二週間。
現在、試験に向けて頑張っている方には、是非合格して頂きたい。
本サイトでも、
で勉強法や参考書に加え、
や
などを記載している。
微力ながら参考にして頂ければ、と思っているので、よければ見て頂きたい。
そして、合格された暁には、
必要がないなら、
登録せずにいて頂きたい。
そうすることで、
いつまでたっても登録者数が増えない、
という状態を作り、
『もっとなんとかせねば』
と経産省に思っていただくしかないかと思う。
支援士も、支援士を必要とする人も、
双方ハッピーな制度になることを切に願ってやまない。
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