■二回目のハンダ付け – Raspberry Pi でラジコン戦車 –
[2018 年 4 月 30 日追記]
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Raspberry Pi を使い、
ブラウザから DC モーターやサーボモーターを操作して、
監視カメラ付きラジコンにする方法については、
『Raspberry Pi でブラウザから操作できるラジコン戦車を作る!』
にまとめたので、こちらを見ていただきたい。
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まだまだ続く、ラズパイで戦車を作るぞ計画。
前回までの段階で、監視カメラも合体させた形で、
ブラウザから操作しながら動かせる状態にはなった。
ある意味、これで完成、としてしまってもよいのだが、
・Raspberry Pi3 Model B の電源が有線
という状態のため、このままだとさすがに
ラジコン戦車
とは言い難い。
これを解消するためには、ラズベリーパイの電源を、
・電池
もしくは
・モバイルバッテリー
のいずれかにすることで、電源アダプタから開放する必要がある。
ということで、現在、モバイルバッテリーの選定に入っている。
これに関しては追って記載しようと思う。
で、どうせモバイルバッテリーを搭載するのであれば、
DC モーターを動かすための電源も、そこから取りたい。
でないと、DC モーター用の電池とモバイルバッテリーの
両方を搭載しないといけなくなる。
これはこれで、結構面倒だし、車体搭載スペースの工夫もいる。
ということで、モバイルバッテリーはまだ購入していないが、
・DC モーターの電源をモバイルバッテリーから供給する
ということを実現するための作業を開始した。
現在、DC モーターの電源は、
・電池ボックスにハンダ付けしたジャンパ線
を、
・ブレッドボード上のモータードライバーの 7 番目のピン
にぶっ刺している。
で、作業としては、この電源部分をモバイルバッテリーからの
出力に置き換えられるようにする、ということになる。
具体的には、ブレッドボード上に、
・micro USB の挿し口
を作り、電源と GND をそこからとる、というもの。
これを実現するためには、当然それ用のキットがいる。
DIP 化キット、というらしい。
私が購入したのはこれ。
【ノーブランド品】メス マイクロ USB → DIP 5ピン ピンボード 2.54mm マイクロ USB 10個 |
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正直 1 個でいいのだが、壊れてしまった場合のことや、
1 個と 10 個の値段差などを考えて、とりあえずこちらを選択。
そして実物はこんな感じだった。
写真のとおり、実際には一個一個バラバラになっておらず、
10 個の micro USB ボードが繋がっている。
そのため、まずはここから 1 個を取り外す。
最初、縦長方向でパキッと割れるかと思ったが、
これが意外と割れない。
ということで、まずは端っこの二個組部分を取る。
こちらは比較的パキッと取れた。
その後、二個を一個ずつに分離。
こちらも多少力はいったが、比較的スムーズに折れた。
続いてはピンの方。
今回、micro USB でデータ通信をする訳ではないため、
利用するのは電源用と GND 用の二本でよい。
そう思って、まずは多本組の部分から二本分をパキッと分離。
が、実はこれはちょっと失敗。
というのも、二本 -> 一本にする際、ピンを折りそうなるため
力が掛けられず、なかなか分離出来なかったから。
最終的にはハサミの根元でパキンと切り分けたが、
多本組の状態から一本ずつ折ればよかった。
まぁなんとか部品は取り外せたので、あとはハンダ付け。
まず、二本のピンを、micro USB 基板に差し込む。
場所は当然、VCC、GND とプリントされている箇所。
ここで、多少なりと力が要ったが、まぁ一応差し込めた。
ただ、長さ調整が意外と難しい。
とりあえず、ブレッドボードに挿す側が長くても
問題なさそうだったので、
表側(ブレッドボードに挿す側の反対側)
の方にピンが出るか出ないかぐらいの長さにした。
その後、表側のピン頭部分をハンダ付け。
二回目のハンダ付けなので、結構楽しみだったのだが、
まぁ二ヶ所ちょろっとハンダ付けするだけなので、
瞬殺で終了。ちょっと残念。
最終的に、こんな形になった。
これで後はモバイルバッテリーさえ準備すれば、
いよいよ完成となるはずだ。
後本当にもうちょっとだ!(のはずだ!)